ウェリス上本町ローレルタワーは、大阪市内唯一の高台である上町台地に、地上41階建の超高層マンションとして誕生しました。
大阪の中心部を南北にのびる上町台地には、聖徳太子によって建立されたとされる「四天王寺」をはじめ、「大坂城」などが築かれ、江戸時代には武家と社寺が並び、庄屋や豪商が住まいを構えていました。このような歴史ある地域の中に、鉄道駅と百貨店が誕生したことでターミナルとして栄えたのが上本町であり、現在でも利便性の良さに加え大阪有数の文教地区としても人気の高い街区を形成しています。
計画にあたっては、自然の潤いや四季のゆたかな美しさを肌で感じられる都心生活の実現を目標にしました。敷地は三方が接道面となる開放的な角地で、北側には大阪市の親水公園が隣接しており、西・南側には公開空地を設けて、「天王寺七名水」にちなんだ水と緑と光あふれるウォーターガーデンをしつらえました。それらに囲まれたエントランスホールからも、緑ゆたかな潤いとやすらぎが感じられるようにしています。
ウェリス上本町ローレルタワー/外観
共用スペースのデザインは、時代や流行・話題性などに左右されることのない“いつまでも変わらない共感”に重点を置きました。エントランスホールは二層吹抜けの大空間とし、御影石の列柱とガラスウォールが描く上質でシンプルなコントラストの中にアイアンワークを施して、アクセントとしました。また、大阪湾や美しい夜景が一望できる高層階にスカイラウンジを設けたほか、低層階の共用スペースには「天王寺七名水」にちなみ、本格的なお茶会を催すことができる和室、ゲストルームなどをご用意しました。
建物の構造は、「安心・安全・長寿命」をキーワードとしました。
地震の揺れが建物に伝わりにくい免震構造を採用し、安心と安全性の高い構造フレームを構築しています。
住居内は、ダブルチューブ構造の採用により、無柱・無梁の空間を実現し、さらにSI(スケルトン&インフィル)構造によって、多様で変わりゆくライフスタイルにもあわせた可変性が高い設計としました。
また住戸では、当社ならではのSI(スケルトン&インフィル)構造により、室内の梁や配管を居住スペースから切り離し、リフォームの際もレイアウト変更を容易にしています。
また、建物のコーナーには柱を設けず、透明なガラスの手すりを設置して、高層階からのコーナービューを満喫していただけるよう心がけました。
はるかに大阪平野を望む、高層階からのダイナミックな眺め。歴史・文化を伝える街との一体感。その両方をご満足いただける、永住性の高い住まいを実現できたと考えています。





