
街をつくる「人」、人にエネルギーを与える「街」、そして人と街にやすらぎを与える「自然」。当社は、この3つのファクターが調和する快適な空間を創造し、ゆたかな街づくりに貢献し続けることを企業テーマとしています。
当社は、1986年の設立以来、親会社であるNTTから譲り受けた優良な資産を基に、オフィスビルの開発・賃貸事業を軸に成長してまいりました。1999年には全国のNTTグループの不動産会社を合併しNTTグループ唯一の総合不動産会社として、分譲事業など新たな事業にも積極的に参入し、2004年11月には株式上場を果たすことができました。
そして現在、東京の「大手町一丁目第2地区第一種市街地再開発事業」や「大阪駅北地区先行開発区域プロジェクト」をはじめ、京都の「四条烏丸プロジェクト」など、全国各地において継続的に付加価値の高い不動産開発事業にチャレンジしています。
また、英国ロンドン市にオフィスビルを取得し国際事業に進出したほか、REIT事業にも本格参入するなど新たなフィールドにも事業領域を広げ、着実に地歩を固めてきたところです。
一方、昨今の不動産市況は不透明な状況が続いており、当社を取り巻く事業環境も大きく変化してまいりました。加えて、ビジネスのグローバル化や環境への対応、ライフスタイルや価値観などお客様ニーズの多様化、またファンドビジネスに代表される不動産の金融化や、販売型ビル事業・定期借地権の利用推進といった投資回収の早期化など、不動産ビジネスの質的変化も進行しています。
当社はこうした外部環境の変化に迅速に対応すべく、2010年度をスタートの年とする3カ年の中期経営計画「NTT都市開発グループ中期経営計画2012」を策定いたしました。
「長年培った開発力により、上質かつ快適なビジネス空間と暮らしを提供し、街・コミュニティの発展に貢献する」ことを目的とし、(1)事業基盤の再構築、(2)財務の健全性にも配慮した成長性の追求を中期基本方針に、不透明な経営環境下においても確実に利益を確保しつつ将来の成長の芽を育み、次なるステージにおける確実な成長をめざしていく考えです。
併せて、コーポレートガバナンスの更なる充実や、環境負荷低減への取り組み、CSR活動の推進にも一層注力し、皆さまのご期待と信頼にお応えしてまいりたいと考えていますので、一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
2010年6月
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