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景観や地域ニーズとの調和

地域を活性化する複合型ビル

警固公園から望むアーバンネット天神ビル

警固公園から望むアーバンネット天神ビル

アーバンネット天神ビル(福岡県福岡市)は、九州エリア随一の商業・ビジネスの集積地 天神エリアの中でも、ひと際ポテンシャルの高い立地に2011年8月12日に竣工した地下1階、地上9階建ての商業・オフィス複合型ビルです。
交通アクセスも良好な立地で、周辺にはさまざまな商業施設などが連なっていることから、建物外観は周辺施設との親和性に配意し、開口部を広くした低層階、石張りの間にスリット窓を配置した中層階、ガラスカーテンウォールの高層階の3層構造となっています。
また、向かいの警固公園の豊かな緑との調和を追求し、5階、9階のテラスや低層部の側面を緑化するとともに、前面道路に植栽を行うなど公園の緑との連続性を持たせました。

レソラNTT夢天神ホール

レソラNTT夢天神ホール

左右に隣接するNTT-Tビル、NTT-KFビル(いずれも当社保有)、向かいの警固公園の緑とともに、美しい街並みを形成するよう配意しています。
地下1階から5階までの商業ゾーンを指す「レソラ天神」の5階には「レソラNTT夢天神ホール」という多目的ホールを隣接するNTT-Tビルから移転し、開設しました。旧「NTT夢天神ホール」は、これまで地元の皆さまにも多くご利用いただいていることから、地域貢献として「一般料金」とは別に、「市民・地域活動利用料金」を設定しています。

レソラ天神は、地域の皆さま、周辺商業施設の皆さま方からは、福岡・天神エリアを活性化する商業施設として、大きなご期待をいただいています。
古くから国際都市として発展を遂げてきた福岡で、「アーバンネット天神ビル」がそのビジネス・商業・観光の中心拠点である天神にふさわしいランドマークとして皆さまに愛されるよう、継続的に取り組んでいきます。

ネーミングに込めた想い(レソラ天神)

  • 商業事業推進部 開発企画担当 岡本 篤佳
    商業事業推進部 開発企画担当 岡本 篤佳

NTT都市開発では、各地域のポテンシャルを活かすため、個々の商業施設に独自のネーミングを行っています。アーバンネット天神ビルの商業ゾーンの名称「レソラ(RESOLA)天神」を決める際には、九州支店と本社が合同で社内コンペを行い、出てきた案から重視すべき要素を抽出・統合する作業を行いました。
まず私たちが重視したのは、開発の考え方や想いを名前に表現するということでした。そこで考えたのがResonant(共鳴する)。この言葉に、地域や周辺の商業施設と一緒に福岡・天神エリアを盛り上げていきたいとの想いを込めました。

レソラ天神のロゴ/外壁

レソラ天神のロゴ/外壁

続いて、天神の「天」という字から、晴れ上がった空が連想できると考え、「ハレソラ」という言葉を思いつきました。「レ・ソ・ラ」という音階も含まれ、爽快さや心地よさの語感が地域にぴったりだと考えました。言葉遊びのようですが、「天神ハレソラ」は、「天神はRESOLA」とも読めます。
その上で、こうした考えが建物の雰囲気や実際の機能に合っているかを検証しました。アーバンネット天神ビルの高層階では、警固公園の上に広がる空がガラスに映ります。また、ビル内にコンサートなどが行える多目的ホールを開設することは、音階のイメージに合致すると考えました。
最近は、博多周辺が駅ビル開発等活発化していますが、天神は丸一日ゆっくりと回遊して楽しめる九州で最も賑わいのあるエリアです。世界的にも評価の高い複数のテナントが揃うレソラ天神の取り組みを通じて、新たな人の流れを生み出し、街の活性化につなげたいと思います。

下町情緒のある街と調和するオフィスビル

アーバンネット神田ビル 竣工イメージ

アーバンネット神田ビル 竣工イメージ

アーバンネット神田ビル 敷地計画

アーバンネット神田ビル 敷地計画

神田は、大手町、丸の内、日本橋、秋葉原といったビジネスエリアに隣接しながらも、古き良き時代の下町情緒が残されている街です。NTT都市開発は、神田駅西口駅前の地上19階建てのオフィスビル、アーバンネット神田ビル(東京都千代田区)の建設にあたり、先進性・機能性・柔軟性を兼ね備え、快適に安心して働けるビジネス環境を提供するとともに、この街と調和したランドマークの創造を目指しています。
人の温もりを大切にする神田の下町情緒に合わせ、素材感のある焼物のタイルで外壁を構成し、温かみのある質感を醸し出すように努めています。2F、3Fの会議室開口部にはルーバー(※注1)を取り付け、日が落ちると室内の光が柔らかく外に漏れ、建物の内外が緩やかにつながり、街に柔らかな賑わいを演出する工夫をしています。
また、総合設計制度(※注2)の活用により、建物の周囲に広場や遊歩道的なゆとりのある空地を確保し、周辺の賑わいにつなげるとともに、消防面での便宜も図っています。地元の方々からのご要望も取り入れ、エントランス前は、高さ約4mの各種の緑を取り入れた壁面緑化と6本の桜のシンボルツリーにより、四季を感じることのできる神田の新たな魅力ある広場とする計画です。

※注1 ルーバー:羽板(はいた)と呼ばれる細長い板を、枠組みに隙間をあけて平行に組んだもの。羽板の角度によって、風・雨・光・埃・人の目線などを、選択的に遮断・透過できる。

※注2 総合設計制度:建築基準法に基づく制度で、一定規模以上の敷地に一定割合以上の空地を設置するなど総合的な配慮のなされた建築計画に対して、特定行政庁が容積率などを緩和するもの。

“人との調和”に向けた地元の方々との対話

  • 開発推進部 開発企画担当 服部 克士
    開発推進部 開発企画担当 服部 克士

アーバンネット神田ビルの開発にあたっては、町内会をはじめとする地元の方々とのコミュニケーションを大切にしております。
神田には昔からお住まいの方やお仕事をされている方が多く、皆さまの街への思いも強いため、神田駅前を活性化したいという地元のご期待はとても大きなものでした。皆さまとじっくり話をし、ご意見やご要望を伺いながらビルのコンセプトや具体的な仕様を詰めていきました。中には厳しいご要望をお寄せくださる方もいらっしゃいましたが、こちらもできるかぎりの対応をさせていただき、全体としてとても協力的な関係の中でプロジェクトを進めております。
また、祭礼やイベントにも積極的に参加するなど、地元の方々との交流を図っています。2012年7月予定の竣工に向けて、最善の努力を続けていきたいと思います。

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