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地域社会とともに

地域社会に溶け込むために

NTT都市開発グループでは、オフィスビル、商業施設、ホテル、マンションなどの開発はもちろん、運営においても地域とのコミュニケーションを大切にしています。
開発にあたっては、建物の外観を周囲の景観と調和させ、地域・近隣のさまざまなニーズを計画に反映させるべく努めています。また運営においても、地域の協議会などへ積極的に参加しています。ステークホルダーの皆様との真摯なコミュニケーションを通じて、その場所の特徴を(歴史や記憶なども含めて)できるかぎり学び、開発や運営に活かしています。

地域の方と手を携えながら次世代のまちづくりを

WEBサイト「KANDA PROPERTY OWNERS」トップページの画像
WEBサイト「KANDA PROPERTY OWNERS」

神田駅西口地区にアーバンネット神田ビルを所有する当社は、地域の課題を解決すべく、地域の方や地権者の方とともに、次世代の"まちづくり"を行っています。その第一歩として、2015年4月に「まちづくり勉強会」を、9月には「まちづくり協議会」を立ち上げました。
まちづくり勉強会では、先行事例の紹介や、まちづくりのひとつの手法としての市街再開発事業の概要を地域の方々にお伝えし、まちづくりの機運を高めました。また、月に1回の「まちづくりNEWS」の発行により、勉強会への出席が難しい遠方の地権者や高齢の方にも情報を共有できるよう努めています。
まちづくり協議会では、"神田らしさとは何か"という視点に立ちながら、事業手法や施設計画、タウンマネジメントのあり方について、地域の方々とコミュニケーションをとりながら構想しています。
さらに2016年1月には、より多くの地権者の方がまちづくり活動に積極的にご参加いただけるよう、WEBサイト「KANDA PROPERTY OWNERS」を開設しました。会合への出席が難しい遠方地権者の方への情報提供ツールとなるほか、地権者の方を戸別訪問する際の話題にするなど、地権者の方とのコミュニケーションづくりに役立てることができます。
また本WEBサイトの開設は、協議会発足間もないタイミングで社外に情報発信を行うという、画期的な取り組みでもあります。まだ誰も体感したことない次世代のまちづくりを表現するため、ソフトなデザインに仕上げています。すでにサイトをご覧いただいた地権者の方から、「手軽に過去の資料を閲覧できて便利」「新たな神田を期待できるビジュアルでワクワクする」などの声も頂いております。将来的には、情報発信だけでなく、地権者様とのインタラクティブな情報交換の場へと育てて行ければと考えています。

交流と憩いの場を創出

地域の価値向上をめざしてコミュニティを育成(品川シーズンテラス)

NTT都市開発による大規模な再開発において特に力を入れているのが、エリアマネジメント活動です。エリアマネジメント活動とは、地域の環境や価値を維持・向上させるための、住民・事業主・地権者等による主体的な取り組みを指します。
2015年5月にグランドオープンした「品川シーズンテラス」は、海を望むJR品川駅至近の芝浦水再生センター上部空間に建設した複合施設として、その場所のシンボルでもある「水」をさまざまに活かし、多くの人々が憩い、集う場を創出しています。
エリアマネジメントの活動拠点として、周辺のワーカーや地域住民の方々が気軽に参加できるイベントなどを季節ごとに実施するほか、健康やスポーツに関する講座も定期的に開催しています。

  • 階段上の水路のある、ビル南側の玄関口(エコ広場)の写真
    ビル南側の玄関口(エコ広場)
  • 芝生の広がるビル北側の緑地(イベント広場)の写真
    ビル北側の緑地(イベント広場)

ビルのオープン時には、「品テクマルシェ on the Green」と銘打ったイベントを開催。近隣の技術系企業の協力を得て、最新テクノロジーが体感できる新感覚のマルシェとワークショップを開催しました。8月に緑地広場に大型ウォータースライダーを設置した「品川ウォーターテラス」では、3日間で親子連れを中心とする約6,500人が来場するなど、地域の方々から好評を頂きました。また、同年の秋には、ワーカーを含む地域の方と一緒に食事を楽しむ「ネイバーフードテラス」を実施。地域の企業や住民の方の間につながりが生まれ、10月末のハロウィンには地元企業と地域の方の協力により「品川ハロウィン」が行われるなど、賑わいを生み出す自発的な取り組みが行われるようになりました。
2016年5月には、ビルの開業1周年を記念し、最新テクノロジーと遊びを融合したユーザー参加型イベント「品テクマルシェ on the GREEN 2016 ASOBI・テック」を開催しました。バーチャルリアリティを使った新感覚の鬼ごっこなど、芝生の上で心も身体も解放しながら最新テクノロジーとふれあえる、さまざまな催しを実施しました。
このように、人々がコミュニティを育む場として、地域の方々と協力し合いながら、地域の価値創造・向上に努めていきます。

  • 品川ハロウィンの写真
    品川ハロウィン
  • 品テクマルシェ on the GREEN 2016 ASOBI・テックの写真
    品テクマルシェ on the GREEN 2016 ASOBI・テック

世界に開かれたまちづくり(グランフロント大阪)

いろいろな大きさや形のイスとテーブルが置かれた、ナレッジサロンの写真
ナレッジサロン

2013年4月、うめきた(大阪駅北地区)に誕生した新しい街「グランフロント大阪」。そのネーミングには、大阪の新しい玄関口にふさわしい"世界に開かれた最前線の街であり続けたい"という思いが込められています。開発事業者12社のうち、NTT都市開発は中層階にオフィス、上層階にホテルが入るタワーCを中心に担当し、ホテルについては関西初となる「インターコンチネンタルホテル」を誘致しました。建物デザインの特徴として、オフィス棟はガラスカーテンウォールを使った先進的な外観に対して、ホテル棟は自然素材や温かみのある色彩を採用し、それぞれの性格や機能に合った色づけを意識しました。

水が流れ、緑豊かなザ・ガーデンの写真
ザ・ガーデン

もともと地下街が発達した大阪駅周辺エリアのため、都心でありながら豊かな自然を身近に感じられる環境や、たくさんの人が交流できるオープンスペースの機能を持たせるための仕組みも構築しています。訪れる人に潤いと憩いをもたらす空間の創出にこだわり、沿道には水都大阪のイメージを発信する水辺と、その水に美しく映えるイチョウ並木が整備されています。また、タワーC北側には水と緑の豊かな公園「ザ・ガーデン」を設け都心とは思えない景観を生み出す一方で、大阪駅に直結する「うめきた広場」は約10,000㎡の面積を有し、毎週のように音楽やスポーツ、カルチャーなどのイベントが開催され、地域サークル「ソシオ」の活動も広がりを見せています。こうした参加型の街づくりは、「グランフロント大阪TMO」という運営組織が中心となって進めています。
まちびらきから711日目(約1年11カ月となる2015年4月6日)には、来場者延べ数が1億人を突破と大変多くの方々が訪れました。またグランフロント大阪の中核施設のひとつであり、かつ知的創造活動拠点としての「ナレッジキャピタル」には、先端技術を見て、触れることができる交流施設「The Lab.」、企業人、研究者、クリエイターなど分野を超えた様々な人々の出会いとコラボレーションを可能とする会員制施設「ナレッジサロン」などの施設を設けています。
これからも、さまざまな人々が持つ感性と技術を融合させ、また新しい価値を生み出すための場と機会を提供するなど、今後の関西の芸術文化とビジネスの発信・発展・創出に貢献していきます。

地域を活性化する場づくり

UDX夏祭りの写真
10回目を迎えた「UDX夏祭り」(秋葉原UDX)

秋葉原UDX(東京都千代田区)では、新たな交流の場をつくるため、地元自治体や市民団体などと協力しながらさまざまなイベントを開催しています。
例えば、毎年8月初めに開催している「UDX夏祭り」は2015年で10回目を迎え、地域の夏の風物詩として定着し、多くのご家族や観光客に来場いただいています。そのほかにも「MOTTAINAIフリーマーケット」(主催:東京リサイクル運動市民の会)を開催し、地域の賑わいづくりに貢献しています。また各種フェア・イベントにおける収益の一部を東日本大震災の震災被害義援金として継続的に寄付するなど社会貢献活動を推進しています。

グランパーク夏祭りで、屋台に集まる多くの人の写真
グランパーク夏祭り

グランパーク(東京都港区)では、毎年前庭で夏祭りを開催しており、オフィスワーカーだけでなく、多くの地域の方々にも来場いただいています。グランパークプラザの店舗による屋台のほか、サンバカーニバル、ワークショップなどの催しを行っています。芝浦商店会・芝浦三・四丁目町会共催の「芝浦まつり」と同時開催で実施しており、地域と連携した活動を行っております。また、テナント様と連携した催しにも取り組んでいます。

ヴァイオリン奏者と、その音楽を聴いている多くの人の写真
TRAD目白×東京・春・音楽祭〜桜の街の音楽会

目白駅前に立地し、地域の方々の集い・憩いの場となっているトラッド目白(東京都豊島区)では、「東京・春・音楽祭」に協賛しています。
「東京・春・音楽祭」は2005年から開始した「東京のオペラの森」を前身に、2009年から新たにスタートした音楽祭です。NTT都市開発は例年本イベントに協賛しており、期間中はトラッド目白や、品川シーズンテラスでの無料ミニコンサートを実施しています。
2016年3月19日には「TRAD目白×東京・春・音楽祭〜桜の街の音楽会~ ヴァイオリンコンサート」を開催しました。
13時からと18時からの2回、それぞれ20分ほどの演奏を、どなたにも無料で楽しんでいただきました。会場のコミュニティスペースにはたくさんのお客様が来場し、ヴァイオリンの奏でる豊かな演奏を楽しみました。

福岡市の岩田屋本館(NTT--Tビル)では、本館前広場の公開空地やビル横の公道を活用したイベントが開催されました。国家戦略特区の規制緩和を活用した公道での第3弾イベントとして、2016年3月19日、20日に、ビル横の「きらめき通り」約170メートルを歩行者天国にし、公開空地の広場をメインステージにして「FUKUOKA STREET PARTY」が開催されました。(「We Love 天神協議会」主催)
開催日当日は、天神地区の商業施設や専門学校企画によるファッションショーや音楽ライブに加えて22の飲食等店舗が出店し、2日間で約12万人の人出で賑わいました。また、ファッションの街・福岡を楽しむ「Fashion Week Fukuoka 2016」(福岡商工会議所主催(3/19~27))とコラボし、イベントの一つとして、歩行者天国で路上でのファッションショーが行われました。
今後もNTT都市開発グループでは、地元の行政、企業、団体と連携し地域にお住まいの方々とのつながりを大切にしつつデベロッパーとして街の賑わいに貢献していきます。

  • FUKUOKA STREET PARTY パンフレット表紙の写真
    FUKUOKA STREET PARTY パンフレット表紙
  • 専門学校学生によるファッションショーの様子の写真
    専門学校学生によるファッションショーの様子

仮囲いアートに、未来に向けて変化する大手町を表現

握手をしている手のイメージで作られた、仮囲いの写真
"つなぐ"を表現したシェイクハンドデザイン

NTT都市開発が独立行政法人都市再生機構とともに進めている大手町二丁目地区再開発事業において、建設現場の仮囲いに開発コンセプトである「つなぐ」をモチーフにしたアートを設置しています。アートのモチーフとしたのはシェイクハンド。「人・企業・地域・世界が手と手を取り合い、未来を創造する姿」を表現しました。また、大きな手=大手町をイメージさせるデザインでもあります。全長200メートルにわたって広がる大きな手は、本事業に携わる関係者本人のものであり、まさに共に手を取り合って大手町を変えていく様を描いています。
2018年の完成に向け、人を、街を、企業やビジネスをつなぐ場を提供するために事業を進めていきます。

シーバンス敷地内への港区自転車シェアリングの導入や「みなとタバコルール」の推進

シーバンスサイクルポートの写真
シーバンスサイクルポート

NTT都市開発では、誰もが心地よく快適に過ごせる街を実現するために、さまざまな取り組みを行っています。
そのひとつが自転車シェアリングの導入です。具体的には、自社が運営、管理、販売するオフィスビルや商業施設、マンションなどにおけるサイクルポートの設置を広く展開しており、港区芝浦の複合施設シーバンスにおいても2016年6月に導入しました。環境負荷が低く利便性の高い交通インフラとして、地域の方や施設を訪れる方に広く利用いただくことをめざしています。
また、港区が条例で定める「みなとタバコルール」は、港区内における屋外の公共の場所で、路上・歩行喫煙や吸い殻のポイ捨てをしないことで、環境美化の推進を図るものです。
港区の施設であるシーバンスでも、屋外の公共の場所にいる人がたばこの煙を意図せず吸わされることがないよう、敷地内の屋外の灰皿を撤去し、ビル内に完全分煙された喫煙場所を確保するなど、環境の整備を行っております。