人権の尊重
人権問題に対する取り組みの基本
NTT都市開発グループは、役員および社員一人ひとりが人権問題に対する正しい認識と理解を深めながら、「人権を尊重し、あらゆる差別をしない、させない、許さない」という企業姿勢の確立に取り組んでいます。
推進体制の整備
NTT都市開発では、人権啓発を推進するための社内体制を整備しています。人権啓発の取り組みに関する重要事項の決定は取締役会が行います。また、人権尊重意識の向上・定着を図るため、人権啓発推進委員会を設置しています。人権啓発推進委員会は、もしも人権侵害に該当する事象が発生した場合、迅速かつ正確な原因究明に基づく適切な対処によって再発防止に取り組みます。人権啓発推進委員会の事務局は、本社総務部人権啓発室に置いています。
社員研修などの取り組み
NTT都市開発では、各組織に配置する人権啓発推進員と連携し、社員研修をグループ会社も含めて実施しています。
さらに集合型研修以外にも、月に1回全社員を対象に、ハラスメント関連事例などを掲載したメールマガジンを発信して、人権尊重意識の醸成に継続的に取り組んでいます。
2011年4月には、NTT都市開発として東京人権啓発企業連絡会へ加入しました。東京人権啓発企業連絡会主催の「トップ層研修会」に経営層が参加、同会や人権運動団体などが主催する社外研修への社員の参加、同会の諸活動により収集した人権問題の現状・課題を教材とする全社員研修の実施といった取り組みを継続的に実施しています。
人権週間における取り組み
NTT都市開発グループでは、人権週間に合わせ、「人権」についてあらためて考え、認識するため、社長からのメッセージを社内ウェブサイトで全社員に向けて発出し、人権意識の高揚を図っています。また、毎年人権にちなむ「標語、ポスター」の募集を社員およびその家族を対象に行い、その中から優秀作品を表彰するとともに社内ウェブサイトに掲載し、全社員の人権意識の高揚に努めています。2014年度のNTT都市開発グループ人権啓発標語は463作品の応募がありました。標語の最優秀作品は、東京人権啓発企業連絡会が実施するコンテストに応募しました。
人権にちなむ標語 2014年度優秀作品
- 明日(あす)への扉を開くのは 心と心のバリアフリー
- 分かりあう 心に芽生える 思いやり
- 気づいてますか その言葉 傷つく人がいることを
- そのことば 発する前に一呼吸 思いやりの心で総点検
- 気づいてあげようSOS 発信しようおもいやり
- 重ねよう 思いやり 広げよう 心の輪
- 家族の会話で育もう 差別を許さぬ やさしい心
- 口だけじゃなく 行動しよう 次は私が おもいやり