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水資源保全

ビルにおける節水の取り組み

NTT都市開発グループでは、限りある水資源を大切に使うための節水対策を実施しています。開発・運用するビルに応じて、節水型便器や過剰水量防止装置などを設置し、中水(屋上の雨水や洗面所などの雑排水、厨房排水など)をトイレの洗浄水などに再利用する設備の導入などを行っています。

特に2015年2月末に完成した品川シーズンテラス(東京都港区)は、立地の特性を踏まえ、芝浦水再生センターで発生する下水熱や再生水を最大限に活用するビルとなっています。安定した下水熱を活かして熱源として活用するほか、再生水については、トイレの洗浄用水、植栽への潅水といった用途に使用します。この取り組みは、水資源の保全だけでなく、ヒートアイランド現象の軽減にも貢献しています。

住宅における節水の取り組み

NTT都市開発の分譲マンション「ウエリス」シリーズでも、節水に配慮した設計に努めています。物件に応じて、止水機能付で水を節約できるシャワー、節水型トイレといった器具・設備を、機能性やアメニティにも配慮しながら採用しています。