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ヒートアイランド対策

屋上緑化活動

近隣の保育園の子どもたちによるサツマイモの収穫(アーバンネット上名古屋ビル)の写真
近隣の保育園の子どもたちによるサツマイモの収穫
サツマイモを植えた屋上で、講師役である社員の説明を聞く保育園の子どもたちの写真
近隣の保育園の子どもたちを招いた環境教育

都市の気温が周辺に比べて高くなる「ヒートアイランド現象」は、生活上の不快、熱中症をはじめとする健康被害、生態系の変化といったさまざまな問題を引き起こします。NTT都市開発は、都市部を中心に総合不動産事業に従事する企業として、ヒートアイランド対策に取り組んでいます。
NTT都市開発グループでは2006年度から、保有する一部物件(オフィスビルや有料老人ホーム)の屋上で、サツマイモなどの食用作物を利用した緑化の試みを実施しています。サツマイモの大きな葉によるヒートアイランド緩和効果は大きく、晴天時に屋根表面温度が最大22℃低下する効果が確認されています。こうして蓄積した知見とノウハウを、オフィスや住宅に活用しています。

アーバンネット上名古屋ビル(名古屋市西区)では、入居テナントの皆様のほか近隣の保育園と協働しながら、サツマイモによる緑化の取り組みを継続して行っています。初夏に「苗定植会」、秋に「収穫祭」を行い、地域交流や環境教育に役立てています。2017年11月に開催した収穫祭では、入居テナントや近隣の保育園の子どもたちを招き、アーバンネット上名古屋ビル屋上で育ったサツマイモを収穫していただきました。収穫後はサツマイモを使ったスイーツの試食や、アーバンネット上名古屋ビルにおける取り組みをわかりやすく説明し、保育園の子どもたちにも楽しみながら、環境への理解を深めていただきました。
また、サービス付き高齢者向け住宅として2017年7月に新規オープンしたウエリスオリーブ武蔵野関町(東京都練馬区)でも、サツマイモによる屋上緑化を行っています。

アーバンネット銀座一丁目ビルにおける壁面緑化

壁面緑化を施した屋上の喫煙スペースの写真
壁面緑化を施した屋上のリフレッシュスペース

開放感あふれ、都心にありながら自然を感じることのできるアーバンネット銀座一丁目ビル(東京都中央区)は、屋上テラスのリフレッシュスペースに壁面緑化を施しています。保水性が高いセラミックブロックを用いた壁面の植栽はヒートアイランド対策となると同時に、緑のたたずまいが目や心をくつろがせ、快適なリフレッシュスペースをつくり出しています

多角的な対策の実施

NTTクレド基町ビルで、ミストが噴霧されている写真
NTTクレド基町ビルのドライミスト
天神打ち水大作戦2017全参加者の集合写真
天神打ち水大作戦2017の参加者

NTTクレド基町ビル(広島市中区)、秋葉原UDX(東京都千代田区)などでは、「ドライミスト」を設置しています。これは霧を人工的に発生させ、周辺温度を下げるヒートアイランド現象抑制システムです。一方、日本の伝統的な「打ち水」にも、積極的に取り組んでいます。グランフロント大阪(大阪市北区)で「梅田打ち水大作戦」に協力参加しているほか、大手町ファーストスクエア、大手町フィナンシャルシティ(いずれも東京都千代田区)や、広島市、福岡市でも市・地域協議会などが主催する打ち水イベントに参加しています。

2017年には、「大手町ファーストスクエアまつり〜アロハビーチ~大手町にビーチが出現〜打ち水」として、大丸有エリアで打ち水を行いました。消防署との連携により、打ち水に水消火器を使用し、参加者に消火器の使用方法を知ってもらうといった取り組みも同時に行いました。夏祭りでは、ビーチに見立てたステージでアロハダンスショーなどを開催し、賑わいを高めるとともに、環境保護の意識の共有を図りました。

中国支店も参画する「紙屋町・基町にぎわいづくり協議会」でも、基町クレドふれあい広場において7回目となる「打ち水大作戦2017ひろしま」を実施しました。近隣施設(企業・幼稚園等)、行政(環境省・広島県等)、一般参加の皆様の約300人が一斉に打ち水を行うと、地面の温度が40.3度から35.1度まで下がる効果をもたらし、参加した皆様に涼をお届けすることができました。

九州支店では「We Love天神協議会」会員の商業12施設と企業・団体7社の約100人が「天神打ち水大作戦」に参加しました。色とりどりの浴衣を着た参加者が一斉に打ち水を行い、約1時間かけて天神エリアに涼を呼びました。

このほかNTT都市開発では、植栽の配置、駐車場の緑化、保水性のある舗装材の採用を行うなど、ヒートアイランド現象の緩和に向け、保有物件のある各地域において多角的な取り組みを行っています。