水資源保全
ビルにおける節水・水リサイクル
NTT都市開発グループでは、限りある水資源を大切に使う取り組みを継続的に行っています。開発・運用するビルの特徴や状況に応じて、節水型便器や過剰水量防止装置のほか、中水(屋上の雨水や洗面所などの雑排水、厨房排水など)を再利用する設備を導入しています。
代表例として、2015年2月末に完成した品川シーズンテラスがあげられます。このビルは、芝浦水再生センターの上部に立地しており、同センターで発生する下水熱や再生水を最大限に活用しています。安定した下水熱を活かして熱源として活用するほか、再生水については、トイレの洗浄用水、植栽への潅水といった用途に使用します。この取り組みは、水資源の保全だけでなく、ヒートアイランド現象の軽減にも貢献しています。
水関係データ(単位:千㎥)
項目 | 2016年度 | 2017年度 | 2018年度 |
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上水の使用量 | 1,107 | 1,066 | 1,105 |
中水の再利用量 | 379 | 345 | 340 |
(集計対象範囲) NTT都市開発が保有するオフィスビル・商業施設
住宅における節水
NTT都市開発の分譲マンション「ウエリス」シリーズでも、節水に配慮した設計に努めています。物件に応じて、止水機能付きで水を節約できるシャワー、節水型トイレといった器具・設備を、機能性やアメニティにも配慮しながら採用しています。