2015年3月期決算および2016年3月期通期業績予想に関するお知らせ
2015年5月12日
NTT都市開発株式会社
(東証第1部 8933)
NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:牧 貞夫)は、本日、2015年3月期(第30期)(2014年4月1日から2015年3月31日まで)のNTT都市開発グループ連結決算を確定しましたのでお知らせします。なお、詳細については、「2015年3月期期末決算プレゼンテーション資料」および「平成27年3月期決算短信」をご参照ください。
また、2016年3月期の業績予想を併せてお知らせいたします。
ハイライト
- 2015年3月期における連結業績は、営業収益は1,520億円(前期比371億円減)、 営業利益は248億円(前期比56億円減)、経常利益は203億円(前期比44億円減)となりました。当期純利益は、162億円となりました(法人税率引き下げに伴う当期純利益への影響が40億円であったため、当期純利益は前期比48億円増加)。2015年3月期の通期業績予想に対しては、営業収益についてはほぼ横ばい、営業利益、経常利益、当期純利益については上回る結果となりました。
- 不動産賃貸事業については、営業収益は917億円(前期比48億円減)、営業利益は235億円(前期比36億円減)となりました。空室率改善、賃料の下げ止まりに伴い、既存物件の営業収益の低下に歯止めがかかりつつあり、第4四半期は前年同期比で横ばいとなりました。
- 分譲事業については、マンション引渡戸数が減少し、戸当たり平均単価も低下したことなどにより、営業収益は466億円(前期比329億円減)、営業利益は44億円(前期比38億円減)となりました。
- 2016年3月期においては、分譲事業の収支は概ね横ばいを見込んでおりますが、不動産賃貸事業は既存物件の空室率改善や賃料の下げ止まり傾向、および私募リート組成に伴う物件売却の影響により、増収増益へ転換する見込みです。これらを踏まえ、通期業績予想は、営業収益1,680億円(前期比159億円増)、営業利益250億円(前期比1億円増) 、経常利益210億円(前期比6億円増)を見込んでおります。また、当期純利益は、120億円を見込んでおります。