秋葉原ITセンター（仮称）正式名称『秋葉原クロスフィールド』に決定

最終更新日：2004年04月20日

NTT都市開発株式会社
ダイビル株式会社
鹿島建設株式会社

秋葉原ダイビルは2003年5月に着工し、竣工は2005年3月
秋葉原UDXは2003年8月に着工し、竣工は2006年3月
電気の街・秋葉原に世界的な「IT拠点」が誕生

NTT都市開発（社長：三田清、東京都千代田区大手町2−2−2）とダイビル（社長：広瀬忠邦、大阪市北区中之島3−6−32）、鹿島（社長：梅田貞夫、東京都港区元赤坂1−2−7）のデベロッパー3社は一昨年の2月、東京都の保有地「秋葉原1街区および3街区（合計15,728m²）」にIT関連産業の世界的拠点を整備するための売払い公募（コンペ）に当選し、計画策定を進め、昨年に建設工事に着手しました。現地では建設工事も着々と進行しております。プロジェクトは仮称のまま進んでまいりましたが、このたび正式名称『秋葉原クロスフィールド』とロゴマークが決定しました。なお、「秋葉原ダイビル」は2005年3月に、「秋葉原UDX」は2006年3月にそれぞれ竣工する予定です。

事業の概要

平成12年、東京都は「東京構想2000」をまとめ、秋葉原地区の開発にあたって、「電気街が持つ魅力や世界的知名度に支えられた集客力を活用し、IT 関連産業の世界的な拠点を形成していく」として、平成13年「秋葉原地区まちづくりガイドライン」を発表しました。
このガイドラインに基づいて、公募による秋葉原駅前都有地の売払いが行われ、NTT都市開発、ダイビル、鹿島のデベロッパー3社で構成するUDXグループが当選、土地を購入し、新しい街づくりがスタート致しました。『秋葉原クロスフィールド』は、「秋葉原ダイビル」と「秋葉原UDX」の2棟の超高層ビルから構成され、「産官学連携機能」、「情報ネットワーク機能」、「集客等機能」を有することで、新しい秋葉原地区の拠点形成を目指します。
「秋葉原ダイビル」中低層階に「産官学連携機能」を集約し、産官学が連携した先端的「研究」「教育」が行われる場や「ベンチャー育成機能」を配置すると共に、コンベンションホールを配置します。（高層階は一般テナントオフィス）
同ビルには『秋葉原クロスフィールド』を支える「データセンター」を配置して、ギガビットクラスの高速大容量ネットワークへの対応を検討しています。
また、「秋葉原UDX」の低層部（1〜4F）を「IT＆集客機能スペース」と位置づけ、一部をピロティー空間とすることで一般の人々に開放し、ここに「飲食モール」「ショールーム」「デジタルワークショップ」「イベントスペース」「多機能スタジオ」等を配置します。（高層階は一般テナントオフィス）
なお、JR秋葉原駅電気街口駅前と「秋葉原ダイビル」、「秋葉原UDX」をデッキで繋いで、駅と電気街との人の流れのスムーズ化を図ります。

情報インフラを整備した、ITタウンに相応しい超高層ビルを2棟建設する。

	秋葉原ダイビル	秋葉原UDX
所有者	ダイビル	＊UDX（NTT都市開発・鹿島）
建物階数	地上31階・塔屋1階・地下2階	地上22階・塔屋1階・地下3階
延床面積	50,289m²	161,676m²
建物高さ	147.5m	101.4m
駐車台数	119台（付置義務駐車場台数）	798台（うち都市計画駐車場500台）
主な機能	オフィス・コンベンションホール・産学連携機能・情報ネットワーク機能・駐車場等	オフィス・店舗・イベントスペース・ショールーム・多機能スタジオ・駐車場等
構造	地上：S造、一部CFT造地下：SRC造、一部RC造	地上：S造、一部CFT造地下：SRC造、一部RC造
設計	鹿島	NTT都市開発 NTTファシリティーズ日総建鹿島
監理	日建設計	同上
施工	鹿島・大林組JV	鹿島

＊秋葉原UDXは、証券化による新しい不動産事業スキームを採用しているため、所有者はNTT都市開発と鹿島が出資するSPC「UDX特定目的会社」となる

正式名称とロゴマーク

さまざまな領域（フィールド）の人々とさまざまな領域の情報が集い、秋葉原で交流（クロス）することによって、新しい価値創造をしていくという意味で正式名称を『秋葉原クロスフィールド』としました。

事後経過と今後のスケジュール

◇2002年2月公募による都有地売払い UDXグループ当選
◇2002年3月末東京都と土地の売買契約締結
◇2003年5月秋葉原ダイビル着工
◇2003年8月秋葉原UDX着工
◇2004年4月秋葉原ITセンター（仮称）正式名称　『秋葉原クロスフィールド』発表
◇2005年3月秋葉原ダイビル竣工（『秋葉原クロスフィールド』オープン）
◇2006年3月秋葉原UDX竣工（『秋葉原クロスフィールド』オープン）

＜住所＞

秋葉原ダイビル（東京都千代田区外神田1−76−1）
秋葉原UDX（東京都千代田区外神田1−76−2、および外神田4−49−1）