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東桜一丁目プロジェクト「(仮称)名古屋東ビル新築工事」着手

最終更新日:2003年05月15日

NTT都市開発株式会社
大成建設株式会社

NTT都市開発株式会社(社長:三田 清、東京都新宿区払方町25-5)と大成建設株式会社(社長:葉山 莞児、東京都新宿区西新宿1-25-1)の2社は、愛知県名古屋市東区東桜一丁目において共同事業として進めております東桜一丁目プロジェクト「(仮称)名古屋東ビル新築工事」に着手致しましたのでお知らせ致します。

本事業は、事業主体である2社が、本計画地にオフィス棟(地上22階地下3階)及び商業棟(地上3階地下3階)を建設し賃貸するものです。なお、竣工は2005年9月末を予定しています。

本計画地は、地下鉄桜通線・名城線「久屋大通駅」南東に位置し、桜通と久屋大通に面し、さらにセントラルパーク地下街と接続し、非常にアクセスに優れているばかりでなく、オフィス・商業・文化・自然がバランスよく発展しているエリアであり、あらゆる都市機能を享受いただけます。

本計画は、「環境の世紀の次世代ビル・・・人・街・地球にやさしく」という基本コンセプトに基づき、エコロジーデザインとユニバーサルデザインを積極的に実践し、人・街・地球にやさしい建物を目指しています。

1. 開発計画の特徴

快適・安全な次世代ワークプレイスの提供

  • オフィス基準階貸室は、市内最大の1フロア約2,000m2の無柱空間を実現し、奥行約15m、天井高2.7m+OAフロア高12cm、床積載荷重500kg/m2により、レイアウトの自由度の高い空間を提供します。
  • コンセント容量は50〜70VA/m2を見込み、ゆとりのある通信シャフトとケーブル引き回しスペース等情報インフラを整備して、次世代ワークプレイスの基盤である情報ネットワーク構築を支えます。
  • 空調は、各フロア16ゾーンに分割制御し、きめ細かい対応により、快適な温湿度環境を提供します。
  • 耐震性は、制震ブレース、制震間柱、CFT柱(コンクリート充填鋼管柱)の採用により、振動エネルギー吸収効果に優れた建築構造とし、今後予想される最大規模の地震動に対し振動解析を行い、十分な安全性を確認しています。
  • セキュリティは、各貸室入口や夜間休日玄関に加え、通信機械室等重要設備諸室へもカードリーダーを設置、また、各階通信シャフト等は電気的に施解錠を監視し、高度な不正侵入者対策を実施します。
  • オフィス基準階共用部は、リフレッシュコーナーやバリアフリートイレスペースを用意し、次世代ワークプレイスをサポートするゆとりのある空間を提供します。

都市との共存

  • 敷地の共同化と総合設計制度の適用により、潤いのオープンスペースと高集積の建物を実現し、栄北エリアにおける新しいランドマークとなり、同エリアの利便性の向上と活性化に寄与できる質の高い都市空間を提供します。
  • 商業軸である久屋大通側に、セントラルパーク地下街と連絡するサンクンガーデンを設け、地下1階〜地上3階に商業施設(店舗面積 約2,000m2)を配置し、地下歩行者ネットワークの充実、バリアフリー化と計画地周辺の更なる発展に寄与します。

環境との共生

  • 地域冷暖房施設や中水道設備の導入、各種省エネルギー施策などにより、資源の有効利用や環境負荷軽減に貢献すると共に、公開空地や屋上の緑化を積極的に進めるなど、環境との共生に配慮します。

2. 計画概要

所在地愛知県名古屋市東区東桜一丁目102番 他
敷地面積6,953.53m2
延床面積76,466.60m2
構造鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造
階数地上22階 地下3階
最高高さ100.53m
用途事務所・店舗
設計エヌ・ティ・ティ都市開発株式会社、大成建設株式会社、株式会社日総建、株式会社エヌ・ティ・ティファシリティーズ
施工大成建設株式会社・共立建設株式会社・株式会社第一ヒューテック共同企業体
設備工事担当会社
・空調・衛生設備
ダイダン株式会社・日比谷総合設備株式会社・大成設備株式会社・株式会社日設共同企業体
・電気設備
日比谷総合設備株式会社・住友電設株式会社・大成設備株式会社・株式会社東電通共同企業体
・通信設備
西日本電信電話株式会社