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「NTT都市開発グループ中期経営計画2010」について

最終更新日:2007年11月01日

NTT都市開発株式会社
(東証第1部 8933)

NTT都市開発株式会社(社長:三ツ村 正規、本社:東京都千代田区外神田4−14−1)は、今年度を最終年度とする中期経営計画「C&P07(Change & Proceed to 2007)」に取り組んできた結果、2007年度の経営目標については、2006年度決算において、1年前倒しで達成しました。
このような状況を踏まえ、C&P07で確立した成長基盤を土台とし、引き続きコア事業の発展・成長を目指して2008年度をスタートとする2010年度までの新たな中期経営計画を策定しました。
また、この期間中には、新たな成長分野の開拓に向け、積極的にチャレンジし、更なる企業価値増大を目指します。

1.事業戦略

Iコア事業である不動産賃貸事業および分譲事業の更なる発展・成長
II新たな成長分野の開拓
III長期安定成長に寄与する経営基盤の強化


2.主な取り組み内容

Iコア事業である不動産賃貸事業および分譲事業の更なる発展・成長

  1. 開発力の強化
    • 開発力強化に向けた取り組み
      開発手法の多様化、面的開発の拡大、開発内容の多様化の3項目について展開することにより開発力を強化し、コア事業の持続的成長を目指す。
    • 今後竣工予定のプロジェクト
      首都圏・関西圏を中心に全国主要都市で進行中。開発内容もオフィスビルからホテルまで多様に展開。
  2. 収益力の強化
    • 不動産賃貸事業
      積極的なリニューアル投資の実施等、戦略的な賃料値上げに向けた取り組みやテナント営業活動の更なる強化等により増収を図る。
    • 分譲事業
      高品質な『ウェリス』マンションの積極的展開やNTTグループの強みを活かした先端情報通信技術等の採用によるマンションの付加価値向上、アフターサービス体制の強化、投資家向け販売事業により分譲事業の更なる増収を目指す。
  3. NTTグループとの協働
    • NTTグループの強みを活かした開発案件の獲得
    • NTTグループ保有不動産の開発推進

II新たな成長分野の開拓

  • ファンドビジネスとアセットソリューションの推進
    ファンドスキームの積極的な活用とアセットソリューション事業の確立
  • 既存その他事業の拡大
    ビルサービス会社と飲食系会社の事業拡大
  • 新規事業の拡大
    不動産関連分野を中心にM&Aや業務提携も活用して積極的に拡大
  • 国際事業の推進
    アジアを中心にコア事業を海外に拡張

III長期安定成長に寄与する経営基盤の強化

  • ビジネス基盤の強化
    経営の透明性確保と内部統制の強化、CSR経営基盤の確立、ヒューマンリソースの充実
  • 企業価値増大に資する財務政策
    財務の健全性維持と株主重視経営の両立

3.2010年度の財務目標

営業収益1,800億円
営業利益360億円
経常利益305億円
営業利益率20.0%

なお、本中期経営計画の詳細は別添資料NTT都市開発グループ中期経営計画2010を参照してください。