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2020年度グッドデザイン賞を受賞

NTT都市開発株式会社 2020年10月1日

「THE HIRAMATSU 京都」「OTEMACHI ART Lab.(大手町アートラボラトリーズ)」

「Wellith One Aoyama」「横浜グリーンバトンプロジェクト」の4物件

NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 上 広志)は、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2020 年度グッドデザイン賞」を「THE HIRAMATSU 京都」「OTEMACHI ART Lab.(大手町アートラボラトリーズ)」「Wellith One Aoyama」「横浜グリーンバトンプロジェクト」の4物件で受賞しましたのでお知らせいたします。なお、昨年の「SHARE GREEN MINAMI AOYAMA(シェアグリーン南青山)」「ウエリス仙川調布の森・ウエリスオリーブ成城学園前」に続き、9年連続の受賞となります。

「THE HIRAMATSU 京都」

京町家の佇まいを受け継ぎ周囲の街並みとの調和を図った外観

【概要】

京都の歴史と⽂化が今も息づく祇園祭の⼭鉾町のひとつ、役⾏者町の中⼼に建つ、明治32年築の表家造の京町家を施設の⼀部として保存利⽤したホテルの計画です。京町家の歴史的価値や特徴を活かすのに⾄適な⽤途を模索し、ホテルとして再⽣することで地域が⻑年築いてきた歴史、⽂化の次代への継承、街の活性化に貢献することをめざしました。

【審査委員の評価】

築100年を超えた京町家を保存、増築してホテルにするプロジェクト。京町家をホテルに転用する計画は昨今増えているが、その中でも規模が大きいプロジェクトの一つである。増築部分もそれなりのスケールとなるため、全体のバランスを取るのが難しいが、保存部分を際立たせるよう細やかな配慮がなされている。所々に職人の手仕事が活かされ、さらに新しい伝統表現の解釈もあり丁寧な設計となっている。

「OTEMACHI ART Lab.(大手町アートラボラトリーズ)」

デジタルアートと日本舞踊が融合したライブイベント

アーティスト土佐尚子氏によるトークイベント

東京藝術大学の学生によるライブペインティング

【概要】

幾多の芸術家を輩出する東京藝術大学との領域を超えたコラボレーションによる、都市を舞台としたアートプロジェクト。ビジネスの中枢である大手町にある大規模オフィス"大手町プレイス"に日々変化する芸術活動の場を創出することで、地域とオフィスワーカーの知性と感性を刺激する"アートの社会実験"を行いました。日本経済の大きなベクトルとドライブが文化経済志向にシフトする中、今後の社会の大きなモチベーションセッターとして“アート”が注目されています。また、生産性・創造性向上を意識した「これからの働き方」が問われる社会の中では、特にオフィス等の働く場における芸術文化の在り方について大きな可能性を秘めていると考えます。NTTグループの強みである"最先端のテクノロジー"と東京藝術大学が持つ"最先端の創造性"を掛け合わせた、街とともに更新し続ける新たな芸術環境提案を行うことで、都市の公共空間における今後の芸術文化の在り方を提示しました。

【審査委員の評価】

「ラボ」と名付けられている通り、単なるエキシビジョン/イベントスペースに止まらず、場をベースとしながらも大学と企業が連携したリサーチや研究開発活動へと広がりを見せている点が評価された。アートと街づくりを基軸としたリサーチや新規事業の創出といった新たな産学連携のあり方としてのさらなる広がりに期待したい。

「Wellith One Aoyama」

立体的な緑を纏った建物全景

【概要】

かつての青山における豊かな自然と共にあった居住環境と、現代の都心居住環境の融合を試みたプロジェクト。190年前に葛飾北斎が描いた「青山円座松」をモチーフとし、小山のような大きな笠松のもとで酒宴を行う人々の姿にこの地の快適性の原型を見出しました。建物全体に施した立体的な緑化をオープンなガラスファサードを介して内部空間に取り込むことで、自然換気をはじめとした、外部環境を活かしたかつての持続可能な暮らしの再現を試みています。風景を取り込む吹抜リビングや、趣味を愛でるガレージ住戸など、全ての住戸に時代と場所から読み解かれた固有のコンセプトを付与することで多様化するライフスタイルに対応。都心における新しい環境共生を実現する低層分譲住宅を提案しました。

【審査委員の評価】

土地柄から判るように、東京・青山に建つ富裕層向けのマンションである。7階建てながら、4階以上を順次セットバックさせることで、建物の威圧感を和らげるとともに、バルコニーの植栽により小山をイメージさせる外観となっている。葛飾北斎による「青山円座松」に触発されたとの事であるが、デザイン監修に海外デザイナーを用い外国人の購買層を意識しながらも、内外装の素材の選択からもわかるように、華美に過ぎない抑制されたデザインでまとめられているところに好感がもてる。

「横浜グリーンバトンプロジェクト」

分譲・戸建・高齢者向け住居の多様な住まいを提

【概要】

「横浜グリーンバトンプロジェクト」は、「SDGs未来都市横浜」モデル事業として、2015年9月30日より推進してきた大規模複合開発であり、高齢化や環境に配慮した持続可能な住宅地モデルの構築を目的とし、魅力と活力のあふれる郊外住宅地の再生・活性化をめざした持続可能なまちづくりを推進するものです。(東急株式会社および東急不動産株式会社との共同受賞)

【審査委員の評価】

横浜の「グリーンマトリックス」と言われる線的・面的な緑地保存の都市計画のアイデアは1970年代からつづく重要な都市の財産である。本プロジェクトのように複数の居住棟が建つプロジェクトで、敷地内の緑地帯をうまく線的・面的につなぎながら活動の場をつくる試みは、本当に重要なアクションとして評価できる。保育園やコミュニティカフェやイベント広場や防災の取り組みなどプロジェクトはしっかり取り組まれている点も素晴らしい。一部ロフト型の住戸などで展開があるが、つくりあげた豊かな緑地環境をどのように各住戸の暮らしの中で経験していけるのか、住居の骨格にさらにこだわると、輻輳した集合住宅によって地域の価値が変わるということが起きてくるようにも思えた。

<参考:グッドデザイン賞とは>

「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。
また、「Gマーク」は、創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。

「グッドデザイン賞」は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、総合的なデザインの推奨制度です。その母体となったのは、1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」であり、以来50年以上にわたって、私たちの暮らしと産業、そして社会全体を豊かにする「よいデザイン」を顕彰し続けてきました。
また、「Gマーク」は、創設以来半世紀以上にわたり、「よいデザイン」の指標として、その役割を果たし続けています。

著作権利者:(C)JDP

サイト名:GOOD DESIGN AWARD

リンクURL:http://www.g-mark.org

お問い合わせ先 広報室 鈴島・小張  Tel.03-6811-6241