NTT 都市開発株式会社(本社︓東京都千代⽥区、代表取締役社⻑ 池⽥ 康)が代表を務める東京科学⼤学⽥町キャンパス⼟地活⽤事業 産学官連携機能準備会(以下「産学官連携機能準備会」)は、BAKUTAN 株式会社(本社︓東京都世⽥⾕区、代表取締役CEO ⼩森⾕周⼤、以下「BAKUTAN」)と、東京科学⼤学⽥町キャンパス⼟地活⽤事業 産学官連携コンソーシアム準備会(以下「コンソーシアム準備会」)に参画する企業・⼤学・団体間のビジネスマッチング加速を⽬的とした実証実験を開始いたします。
<本実証実験 概要図>

背景
- 東京科学⼤学⽥町キャンパス⼟地活⽤事業(以下「本事業」)は、本事業の推進を⽬的として産学官連携機能準備会を⽴上げ、コンソーシアム準備会において、約60 の企業・⼤学・団体(2024 年12 ⽉末時点)とともに、勉強会やアントレプレナーシップ教育プログラムなどの活動を推進しています。
- BAKUTAN は、『技術とデザインの⼒で「ご縁」を⽣み出す』というミッションのもと、AI やマーケットデザインを中⼼とした先端研究を基盤に、アルゴリズム・ソフトウェアの研究開発事業を展開するスタートアップです。これまで、レコメンデーション・マッチングをコア技術として、企業や組織が対峙する「⼈が変数であり、⼈に影響を与える」諸課題におけるAI 開発/DX ⽀援に取り組んでいます。
- 産学官連携機能準備会は、本事業がめざす「国際的な産業・研究拠点の形成」に資するイノベーションエコシステムの形成に向けて、スタートアップ等との協業による実証実験等を実施しています。本実証実験では、BAKUTAN と連携し、コンソーシアム準備会内のビジネスマッチング(新たなビジネスパートナーとの出会い)を加速する仕組みの構築に向けた取り組みを⾏います。
実証実験の概要
本実証実験では、これまで産学官連携機能準備会が担ってきた、コンソーシアム準備会に参画する企業・⼤学・団体の各担当者間のビジネスマッチングを⾃動提案するAI エージェントを試験的に開発(※)することにより、AI 技術がコンソーシアム準備会の活性化およびコンソーシアム準備会内のビジネス機会創出に与える効果を検証いたします。
※AI が利⽤可能なデータ範囲を実験フェーズ毎に設定し、また、AI 活⽤に伴うリスクを適時評価することにより、開発を進めます。
<各者の主な役割>
- 産学官連携機能準備会︓実証環境の提供、実証実験実施および効果検証
- BAKUTAN︓ビジネスマッチングを⾃動提案するAI エージェントの検証開発
今後の取り組み
- 本実証実験において、コンソーシアム準備会内のビジネスマッチング提案におけるAI 技術の有効性を検証し、コンソーシアム準備会ではAI 技術活⽤の検討を進めるとともに、スタートアップ等への実証環境提供等の協業を推進いたします。
- BAKUTAN は、複数のステークホルダーが介在する全体最適問題におけるAI 技術とマッチングアルゴリズムの実⽤可能性を検証し、実⽤に⾜るAI エージェント開発に取り組みます。
<本件に関する問合せ先>
東京科学⼤学⽥町キャンパス⼟地活⽤事業 産学官連携コンソーシアム準備会事務局
- 営 業 時 間
- 9:00~17:30 (⼟・⽇・祝⽇を除く)
<東京科学⼤学⽥町キャンパス⼟地活⽤事業>
国⽴⼤学法⼈東京科学⼤学と⺠間事業者4 社(NTT 都市開発株式会社、⿅島建設株式会社、東⽇本旅客鉄道株式会社、東急不動産株式会社)が、東京科学⼤学⽥町キャンパス(現・東京科学⼤学附属科学技術⾼等学校)敷地に、事務所、ホテル、商業施設、保育所、産学官連携施設、教育研究施設等を整備する開発事業。
※詳細はこちら︓東京⼯業⼤学⽥町キャンパス⼟地活⽤事業における事業協定書締結について│NTT 都市開発 (nttud.co.jp)
<東京科学大学田町キャンパス土地活用事業 産学官連携機能準備会>
本事業の推進を⽬的として設⽴した⺠間事業者4 社からなる組織。「東京科学⼤学⽥町キャンパス⼟地活⽤事業 産学官連携コンソーシアム準備会」の運営などを担う。
<東京科学大学田町キャンパス土地活用事業 産学官連携コンソーシアム準備会>
本事業がめざす「国際的な産業・研究拠点の形成」に資するイノベーションエコシステムの形成に向け、約60の企業・⼤学・団体(2024 年12 ⽉末時点)とともに、勉強会やアントレプレナーシップ育成プログラムの開催などの活動を推進中。
<BAKUTAN株式会社 会社概要>
BAKUTAN株式会社は、『技術とデザインの力で「ご縁」を生み出す』というミッションのもと、AIやマーケットデザインを中心とした先端研究を基盤に、アルゴリズム・ソフトウェアの研究開発事業を展開する東大発スタートアップ。先端テクノロジーの実装を通じて、人・モノ・情報の繋がりを進化させ、複雑化する社会・組織課題の最適化に尽力。
代表者:代表取締役CEO 小森谷 周大