文字サイズ

オフィスビルにおける新たな文化芸術鑑賞空間の提供について

NTT都市開発株式会社
2021年2月18日

NTT都市開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 上 広志)は、東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 井上 福造 以下NTT東日本)とのコラボレーションにより、オフィスビルでは初の取り組み※1として ICTを活用した新たな文化芸術鑑賞空間を、当社旗艦ビルの一つである秋葉原UDX(東京都千代田区)にて提供しますので、お知らせいたします。

※1オフィスビル内のSatellite Museumとしての「デジタル×アート」の発信は「分散型ミュージアム構想」においては初の取り組み

山梨県立博物館所蔵作品のデジタルリマスターアート(アルステクネ社製作)
山梨県立博物館所蔵作品のデジタルリマスターアート(アルステクネ社製作)

目的

当社は秋葉原UDXのオフィスワーカーや来館者の皆様に芸術作品を身近に体感していただくため、芸術作品を高精細にデジタル化したアートを鑑賞できる空間を提供いたします。NTTグループの強みである ICTの活用により、時間や空間に縛られずに「デジタル×アート」を発信し、文化芸術の魅力にあふれるオフィス空間を構築することで、オフィスビルの価値向上をめざします。

また、作品が持つ技巧や迫力も再現することで、オフィスワーカーや来館者をはじめとしたより多くの方に美術品本来の魅力をお伝えし、日本文化の伝承や発展にも貢献します。

概要

秋葉原UDX5Fエントランスにて、2台のオンラインデジタル絵画を設置し、以下の作品を発信します。

<作品>※2

  • 山梨県立博物館 葛飾北斎 「冨嶽三十六景」47 作品
  • 大阪浮世絵美術館 歌川廣重「東海道五十三次」55 作品
  • 千葉市美術館 喜多川歌麿「納涼美人図」等 5 作品

※2 株式会社アルステクネの特許技術(三次元質感画像処理技術 DTIP)により作成したデジタルリマスターアート
上記の他、連携自治体や美術館等が所蔵する絵画をデジタル化したもの等の地域の文化芸術の発信に資するものを今後順次提供予定

配信絵画イメージ

大阪浮世絵美術館所蔵作品のデジタルリマスターアート(アルステクネ社製作)
大阪浮世絵美術館所蔵作品のデジタルリマスターアート(アルステクネ社製作)
喜多川歌麿 納涼美人図 喜多川歌麿 納涼美人図
鈴木晴信 鞠と男女 鈴木晴信 鞠と男女
千葉市美術館所蔵作品のデジタルリマスターアート(千葉市製作)

設置イメージ

秋葉原UDX 5Fエントランス 設置イメージ図
秋葉原UDX 5Fエントランス 設置イメージ図

他拠点との発信の連携

当社はNTT東日本および株式会社NTT ArtTechnology ※3が提唱する「分散型ミュージアム構想」の理念に賛同し、NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]※4ギャラリーE をHead Museumとし、オンラインで結ばれるSatellite Museumの一つとして、時間と場所に縛られることなく、オフィスビルから地域の文化芸術の発信をします。

※3本社:東京都新宿区、代表取締役社長 国枝 学 https://www.ntt-arttechnology.com/

※4東京オペラシティタワー(東京都新宿区西新宿三丁目<初台>)4Fにある東日本電信電話株式会社が運営する文化施設

当社はこれからも、地域の歴史と文化を尊重した魅力ある街づくり・オフィス空間の提供を推進してまいります。

お問い合わせ先 広報室 鈴島・小張  Tel.03-6811-6241