チームNTTのコミュニケーション
なぜ重要か
ともに働く人々が尊重され、いきいきと働けること、そして、地域の一員としてコミュニティに笑顔を届け続けること、これらに共通するのは、事業で日々接するステークホルダーを尊重し、連帯するという企業の姿勢です。チームでともに成長し、またチームとして地域に貢献することで、幅広いステークホルダーの賛同と共感を得る存在で有り続けるという思いが、CSRテーマ「チームNTTのコミュニケーション」に込められています。
NTT都市開発のアプローチ
個が尊重され、また全員が規範意識を高める職場をつくるため、ダイバーシティ&インクルージョンの推進およびディーセント・ワーク(尊重され、安全に従事できる職場)の徹底に取り組み続けています。また、企業市民としての活動に社員が積極的に参画することを推奨し、拠点やプロジェクトでの取り組みを実践しています。2020年1月以降は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止への対処も速やかに実施しました。
活動の柱
- ダイバーシティ・マネジメントの推進
- 企業倫理・コンプライアンス教育の徹底
- 社会貢献・企業市民活動の各地での展開
関連するSDGs
活動のハイライト
ともに働く全員が、健康で安全に働ける環境をつくる。新型コロナウイルス感染症の脅威が続く現在、感染予防・健康と生産性向上を両立する、柔軟で新しい働き方を自ら実践することが、お客さまの立場に立った新たな価値の提供につながっています。
Highlight2020 Case04
ウィズコロナの先を見据えた挑戦
~「リモートワーク」を中心とする働き方の推進~
「リモートワールド」の実現に向けて
新型コロナウイルス感染症の影響により社会が大きく変化しつつある中、NTTグループは「リモートワールド(分散型社会)」の実現に取り組んでいます。社員の働き方に関しても、これまでの働き方や業務を、DX(デジタルトランスフォーメーション)を通じて大胆に見直し変革に挑戦することで、リモート型の働き方(場所にとらわれず自由度の高い働き方)を推進し、社員一人ひとりの健康維持・増進と、生産性向上・イノベーション創出の両立をめざします。
「リモートワーク」中心の働き方における環境の整備
NTTアーバンソリューションズでは、NTTグループ全体の新しい働き方の推進に向け、シェアオフィス事業の経験と旧電話局などの資産を活用した、NTTグループ共通サテライトオフィスを構築し、各社のリモートワークを支援します。また、そのノウハウを再び事業にフィードバックし循環させることで、さらなる社会・地域への貢献につなげていきたいと考えています。
NTT都市開発も、NTTアーバンソリューションズグループの一員として、リモートワーク中心の働き方に、より相応しい環境を整備するため2020年10月にはリモートワーク手当・スーパーフレックスタイム制の導入、通勤費の実費化などの制度変更を実施しました。さらに、リモートワークを前提としたマネジメント、人材育成の検討など、新たな働き方の定着に向けた取り組みを進めています。
社員自らの多様な働き方の実践と、お客さまへの価値提供
現在、NTT都市開発は、各種シェアオフィスを活用したリモートワークを自ら実践することで、より良い働き方の実現と、お客さまへのさらなる価値の提供へと、積極的に取り組んでいます。
具体的には、NTTアーバンソリューションズが開発・運営するNTTグループ社員向けのサテライトオフィスや、LIFORKブランドのシェアスペースなどを活用し、在宅勤務が難しい社員でも生産性の向上を図ることができる就業環境を提供しています。また、このように多様な環境を用意することで、本社オフィスなどへの一極集中を避け、新型コロナウイルス感染症の感染予防策の実効性向上にもつなげています。
社員自らが、さまざまな環境で働くことで得た経験を活かし、当社グループが提供するサテライトオフィス・シェアオフィスを安心・安全にお客さまにご利用いただけるよう、設備・運用面に反映することをめざすとともに、今後のニューノーマルへも、きめ細かく対応していきます。
これからも社員がより健康にいきいきと働ける環境を整備しながら、お客さまが真に必要とするニューノーマルにおけるオフィスから住宅、サードプレイスのあり方を、お客さまの立場に立って考え・実現していく、活力と創造性に富んだ企業風土を実現していきます。